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ある早稲田生などのNPO研究日誌。「え、文系って大学で何してんの?」って講義で寝てるばっかじゃないんだぜ!(否定はしないが)
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2010年5月16日(日)@渋谷ツタヤシアター
ツタヤコーズブランドDVDリリースイベント
変わるぞ日本!NPOプロジェクト~日本の1億人の大人が「未来」をささえる~

先日、日曜の麗らかな午後。
ツタヤで今年7月からレンタルが開始される、コーズブランドDVDのリリースイベントに行って来ました(*/・ω・)/

会場は渋谷のツタヤシアター。
劇場でのイベントでした。おしゃれ。
映画館で映画以外を見るの初めてだーとか思いwktkしながら待つ。

200席のスクリーンに、開始時刻時点での人の入りは6割くらい?
予定時刻の13:30から10分ほど遅れてイベントが始まりました。



まずはブランドの説明。
コーズブランドっていうのは、アメリカン・エキスプレスを発行するアメリカのカード会社、アメックスから派生した商品形態のこと。

「俺たちアメリカンの象徴である自由の女神が汚いなんてなんてことだ!
 そうだ、俺たちのカードの代金に女神の修繕金を上乗せして、
 お客さんたちから少しずつお金を貰って集まったお金で女神を綺麗にしよう
 
と思い、実行したところアメリカン・エキスプレスが超売れた

この事例からビジネスという枠組みを利用して社会問題を解決しようという手法がうまれた。
これをコーズ・マーケティングという。
コーズ・ブランドとは商品代金の一部に寄付や支援金が含まれている商品のこと。

関連サイト>>Causebrand Lab.





今回ツタヤがリリースするコーズブランドは、NPOの紹介DVDだそうです。

NPOの活動を紹介するDVDを、1411店舗ある内の全国1300以上の店舗に設置

さらに購入代金の1/3をNPO団体に還元するというもの。

設置年数は3年間。しかもDVDの利用権限はNPO団体に帰属するとか。
つまりDVDとして作られたものを、例えば学校の先生とかが授業で使いたいって言えば
NPO団体から許可さえおりたら使用できるってこと。
(レンタルはツタヤからしないとだけどね)




す、すげー!!!(;゚□゚)




ツタヤっていう既に国民的なレンタルショップの店舗・販売・広告の力を借りてNPO団体の宣伝ができる上に、利益まで還元されるなんて超神じゃん。


7月のリリース段階では6タイトルだけど、今後3年間で50タイトルをうちだすとのこと。
これタイトル枠を争奪戦だろうなぁと思ってたら、丁度司会の人が会場に質問。



司会の人「今日来ていただいた方で、NPO関係者の方どれくらいいますか?」



さぞや手があがるんだろうなぁと思ってたら

挙手したの、会場の1・2割。





え?





もう一度言いますね。
会場の席数200席なんですよ。でも目算で埋まってるの6割くらいなんですね。
(イベント終わる頃にはもっと増えてましたが)

その中の1・2割って




NPOからの関心すくなっ??!!!(つ∀`*)





ちょ、だってNPOって人材と認知度と資金に困ってるものだと思ってましたけど。
これ一挙両得に解決できるいい企画だと思いますけど。
それか自分のところは紹介されんでも他の頑張ってる有志が取り上げられるんだから嬉しくない?

まぁ貴重な日曜日、社会人しながらNPO活動してる人にとっては
週の中で限られた活動ができる日で活動をしているのかもしれないし
単に会場に来れなかっただけかもしれないし
NPOだけど手を挙げなかった人もいるかもしれないし
自分が数え損ねただけかもしれないし
ていうか実はニコ動でも生中継されてたらしいのでそっちで見てたのかもしれないし
(入場料:一般二千円、学生千円)

かもしれなくもないかもしれないので本当は関心低い訳ではないのかもしれないですけどねー!

謎だ。






ちなみに最初にリリースされるのは
  フローレンス
  カタリバ
  チャイルドライン
  ピースウインズジャパン
  かものはし
  神戸国際ハーモニーアイズ
の6タイトル。

関係ないけどフローレンスの代表は、その著作「「社会を変える」を仕事にすする」が自分が社会起業家を知ったきっかけでして。
生で見れてちょっと感動。しかも文章で想像してたよりイケメンでした。笑

イベントは
 第一部 知る
 第二部 学ぶ
 第三部 参加する
の3部構成。DVDを見た人の流れを疑似体験するって趣旨なのかな。



第一部は「知る」ということでコーズブランドDVDの趣旨と内容の紹介。
上記の6団体とツタヤとNPOを仲介したというチャリティ・プラットフォームの団体の人が各一人ずつ壇上に上がってリリースにまつわるコメントとかしてました。

第二部は「学ぶ」ということでカタリバ主催のカタリバ大学が開講。
学長の寺脇研さんも登場し、団体代表者たちが“新しい公共”について議論。

第三部は「参加する」ということで、チャリティプラットフォームのsay LOVE(セイラブ)やJust Giving Japan、ハーモニーアイズのwajjuやユナイテッドアースの取り組みを紹介。

say LOVEの取り組みとか今回出てきた6団体の活動詳細とかはまた後日紹介します
今回は三部を通して印象に残った台詞だけを一部抜粋↓


 チャリプラ
  「NPOの活動を支援する上で重要なことは(一般の方たちに)問題を知ってもらうこと。」

 フローレンス
  「ビジネスセクターがNPOセクターに手を差し伸べたときに、当然と思わず自分たちNPOも頑張らなくてはいけない。」

 カタリバ
  「寄付を集めて運営ができてるNPOというのはとても優秀な団体。寄付を集めるためには、共感してもらうことが必要。」

 チャイルドライン
  「チャイルドラインの電話の受け手には自分が受け手をしていることを秘密にしてもらわなくてはいけないため、活動を広めにくいという問題がある。しかしこのDVDがあれば、自分が受け手をしていることを言わなくても人に活動をすすめやすい。」

 ピースウインズジャパン
  「東京は機会優位性がある。地方にいる人には講演会なども限られ情報が伝えにくい。DVDによって関心が高まるきっかけになれば。」

 ハーモニーアイズ
  「DVDを観て次のアクションに繋げて欲しい。」

 寺脇さん
  「新しい公共というのは、今まで官僚に任せていた部分を自分たちでを担っていくということ。やりたいことをやるからモチベーションも高い。」

 ピースウインズ
  「こちらから企業へのアピールでは実りが成ることはまれ。企業の社員の方が私達の団体を知っていて、お声をかけてくださり協働が実現することがほぼ。しかし「何か社会に役立つことがしたい」という企業からのお誘いを生かしきれない。NPOと企業がごちゃごちゃに交じり合って、有機的な取り組みが出来ないか。」

 寺脇さん
  「社会に希望があると思えば、人はお金を使う。」





などなど……。

13時半過ぎから17時過ぎまで、都合3時間半ほどのイベントでした。
第一線で活動をしている人たちの声を近くで、生の声で聞けていい体験でした。

活動内容を聞けたのも研究の糧になったんですが、問題意識とかを聞けたのが有意義だったな。
全体を通して感じたのは、NPOの発展のためには寄付文化の醸成が必要であるって論旨ですかね。
金銭だけにも限らず、市民が参加すること。

日本社会の成熟の為にはそれは確かにあるんだろうけど、一点気になったのが、寄付が必要だと口では言っても実際にNPOの側に寄付を求める体制は出来ているのかということ。



自分が今研究しているNPOの評価っていうのもそれに関連してるのですが、
外から見ててNPOってよく分かんないんですよね。

例えるなら隣の部屋にいる気分。
海で溺れてる人を見て「何が必要だー!」とかいう人いないですけど、
見えないから何を困っているか分からなくてこちらもどうしていいか分からない。

「助けてー!」って言われても

溺れてて水をとめて欲しいのか
本棚にはさまれていてどかしてほしいのか
強風にあおられてるのか
ベランダから落ちそうになってるのか
はたまたガスが漏れているのか。

隣人としては
「何がどうなってどう困っていてどんな支援がどのくらいあったらどのように助かるか述べよー!?」
って叫び返したいところですね。

まぁ自分が緊急で困ってるときにそんなん叫び返されたらイラっときて「もういいわ!」ってなること必至ですが。笑



しかしそれだと変わらないから、壁を取り除く努力は必要だろう、と。
NPOの活動の本旨ではないし、もともと限られた力なら余計な事に使わず自分の職分だけを全うしたいって気になるんだろうけど。

誰がどのように説明責任を果たすのかっていうのは議論の一つだと思いました。
自分の寄付がどんな効果を及ぼすのか説明されたら寄付しようって敷居も低くなると思うしね。






寄付の窓口を作っているチャリプラさんの活動はすごく面白いなーと思った。
ホームページを見たらNPOの分析とかもやってるらしいから、東京の優位性を活かして今度話を聞きにいきたい。笑

友達と約束をしてたからイベント終わったらすぐ帰らないといけなくて、懇親会に出られなかったのが残念だー(>_<)
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